《千年の果てに》




今までの全てと

この先の全てに

ケリをつけよう

俺の生き方に



銀の髪と金の眼

この手で奪った物

胸の奥にとどめた

あの日の爪痕



懐かしさと痛みが

交差する夜の闇に

お前の声だけが

妙に近く響いた



その声の中に在る

物言わせぬ落ち着き

それはそうあの日の

自分と重なる様で…



せつない程の痛みと

涙が頬をつたう



拒否など出来ないと

そう知っているから

お前に会いに行こう

借りを返してやる



そして今度こそ

ケリをつけよう

遠い日の自分に…



大切な人達と

これからを

共に生きる為に…









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★Thank-you note★

露花さまから頂いた詩第二弾です!
蔵馬が黄泉との一件と自分の生き方にケリをつける詩、を考えていたところ
夜中に露花さんのもとに蔵馬が現れ、作るのを手伝ってくれた詩なんだって。うらやましい〜!

露花さん、素敵な詩をありがとうございました!


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