《千年の果てに》
今までの全てと
この先の全てに
ケリをつけよう
俺の生き方に
銀の髪と金の眼
この手で奪った物
胸の奥にとどめた
あの日の爪痕
懐かしさと痛みが
交差する夜の闇に
お前の声だけが
妙に近く響いた
その声の中に在る
物言わせぬ落ち着き
それはそうあの日の
自分と重なる様で…
せつない程の痛みと
涙が頬をつたう
拒否など出来ないと
そう知っているから
お前に会いに行こう
借りを返してやる
そして今度こそ
ケリをつけよう
遠い日の自分に…
大切な人達と
これからを
共に生きる為に…
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